11/3 ボルダリング体験inズットン

今日はズットン平和が丘店でボルダリングを楽しんできました♪
今回の3名のメンバーはボルダリング初体験。
皆、腕がパンパンになるまで登りました!
また一緒に行きましょう!


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3名の中で、一番最後まで粘ったIさん。
明日の仕事道具が持てるかな!?と心配していました(笑)


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Kさん
「もうダメ~」と言いながら、一番短いレスト間隔で壁に取付いていましたね(^^;)


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稀に「センスあるかも…」と思わせる動きを繰りだしていました。
さすが会長ですね(笑)

ボルダリングはパズル的な要素も大きく、知的好奇心の旺盛な人は。ハマりやすいと言われています。
皆、ハマりそうですね(^_-)-☆

10/28~31 明星山の大岩壁!

今回は新潟県糸魚川市の「明星山南壁」を登りに行ってきました。
高差約400m!そのスケールの大きさに圧倒されました!

初日と最終日は移動日にして、29日と30日の2日間登ろうと思っていましたが、30日は雨。
結局、明星山を登れたのは29日の1日のみ。

30日は錫杖岳に転進しましたが、こちらは雪。

31日は帰路の途中にある瑞浪の屏風岩に寄りました。

パートナーはマロンおじさん。
移動は下道を多く使い、テント泊や車中拍。
楽しいプチクライミングトリップでした♪


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28日(1日目)
お昼前に名古屋駅にてマロンおじさんと合流後、松本市のカモシカスポーツへ寄りました。
クライミング用品が多く置いてあり楽しいお店でした♪

さらに国道を北上して新潟県糸魚川市へ。
スーパーで買い出しを済ませ、ヒスイ峡の展望台から更に奥の駐車場でテント泊。


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キムチ鍋にしました。
期待していなかったですが美味しかったです。


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29日(2日目)
夜中に雨が降りましたが、大丈夫!
青空が広がってきています。
テントを撤収して展望台へ移動。


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展望台からの明星山南壁は凄い迫力!

クライミングをしない人でも、一度は見ておいてほしいですね。
「こんな凄い所が日本にあるんだ~」と思ったくらいです。


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南壁に取付くには小滝川を徒渉しなければなりません。
今の時期が水量は少なく、徒渉も全く問題無かったです。
マロンおじさんはよろけているように見えますが…(^^;)

今日登るルートは、「左岩稜」。
この明星山ではよく登られている超人気ルートらしいです。
今日は僕たちの他には関東の3名パーティーのみでした。


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取付きに着いて、トポを忘れた事に気づきました。
「トポポ…(;_;)」

10時ぐらいに登り始めました。

1ピッチ目
夕べの雨で濡れた草付きと脆いホールドにと決して快適では有りません。


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「どひゃ~!」「これ登るんですか~?」
あまりの壁の傾斜の強さにビックリ!

「安心してください!登りますから(^^)v」


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5ピッチ目くらいまでは僕がリードして、それ以降はつるべで登りました。


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核心となる人工登攀が必要になるピッチ。
アブミ登攀は慣れていないので時間が掛かります。
マロンおじさんはクルクル回っていました。
時々、悲鳴のような雄叫びが聞こえます。


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岩質は石灰岩で、白くきれいな壁ですが、脆い岩も結構ありますので慎重に登ります。

核心を抜けるかどうかという時に雨が落ちてきました。
後続パーティーは核心部分で雨が降って、濡れたスラブ壁が登れず敗退していました。


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後半は斜度の落ちたリッジ登り。


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終了点である大岩に着いて、徐々に雨風が強くなってきました。

この後、西面下降路まで、緩いスラブ壁を登らないといけないのですが、濡れていて非常に滑りやすく怖かったです。
草木ホールドを沢山使いました。


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15:00ぐらいに、やっと西面下降路に出ました。
5時間程掛かっています。
順番待ちが無いのにかなり遅いです。
まだまだ修行が足らないですね(*_*;

ここで靴を履き替え下降の準備をします。

大きな仕事をやり終えた表情で遠くを見つめます。


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下降路も厳しい!
踏み跡は付いているし、ピンクテープが短い間隔で有るのですが、かなりの斜度。
濡れている落葉で滑ったり、少しぬかるんだ地面に何度も転びそうになりました。


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小滝川を徒渉して駐車場へ戻る途中で登ってきた大岩壁が違った角度から見えます。
画像の下部に人が写っているのですが、分かりますか?
クリックして大きくすると分かるかもしれません。
比較するものがあると、この壁の大きさがよく分かります。


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ヒスイ峡展望台駐車場を出る頃にはすっかり暗くなり、打ち上げでラーメン店に入りました。
お互いの無事帰還を祝します。

天気予報を最終チェック。
この地域はやはり雨。
錫杖岳に目的地をセットして富山経由でロングドライブ。

槍見館近くの駐車場にて幕営。


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30日(3日目)
こんな催しをやってましたね。


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寒気の流入、冬型の気圧配置から、錫杖岳は雪の可能性が有りますが、少しでも登れればラッキーです。
しかし、無情にも取付き手前から雪が降ってきて、岩壁を完全に濡らしてしまいましたので、登らずに戻りました。

その後、「平湯の森」でまったり入浴。
完全なレスト日です。

宿泊は、次の日に登る瑞浪の屏風岩近くまで行き車中泊。


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31日(4日目)
瑞浪の屏風岩へ。
6:30ぐらいに着きましたが、続々と車が入ってきます。
皆さん、早いですね!
休日は少ない駐車スペースの争奪戦ですかね!?

まずは、秀則コーナー。
その後、ルート名不明のスラブ、アタック№1.


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昨日、苦しんだアブミも練習しました。
11時ぐらいまで練習して切り上げます。


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名古屋駅までマロンおじさんを送ります。
ここから大阪まで高速バスで帰るとの事。

4日間お疲れ様でした!
ありがとうございました。

10/26 楽しい初岩登り♪御在所岳藤内壁!

今日も抜けるような青空の中、御在所岳でクライミング楽しんできました♪
今回の3名のメンバーは藤内壁は初めて。
ロープクライミングはほぼ皆初体験。
また一緒に行きましょう!


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国道477号線沿いの裏道登山口近くの駐車場に車を置いて準備します。
9時ぐらいですが駐車場は既に半分ぐらい埋まっていました。
平日でも結構多いですね。


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この青空!
Mさんが「日頃の行いが良い…」と言っていましたが、他2人の反応を見ると怪しい感じでしたね(笑)


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藤内小屋で少し休憩。
ご主人に挨拶してから北沢沿いの登山道を登っていきます。
天気も良く風も無いので暑いぐらいです。


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藤内壁が見えました!
「うぉ~!」
まさしく、岩だらけ!


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テスト岩に着きました。
まずは8の字結びから覚えます。
なかなか最初は上手くいきませんが、終了する頃には結べるようになっていましたね。
ビレイの仕方、トップロープの手順、コールの掛け方を実際に小さな岩で練習します。


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続いて一の壁へ移動。
前尾根の下部も見下ろせる高さになってきました。


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テスト岩から一の壁へのアプローチも岩稜歩きです。
大きな岩を乗り越えたりします。
クライミングをしていない人が初めて来ると、少しびっくりします(≧◇≦)


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一の壁に着きました。終日貸し切り状態だったので、トップロープを張りました。
まずは「0ルート」
ここは皆さん軽々クリアー!
続いて2ルート、3ルートを登ります。


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高いですね~(^^;)


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Hさん、ガンバ~!
細かいホールドに頑張って乗っています(^^)/


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Mさん、ガンバ~!
長いリーチを活かしてカンテもうまく使っていきます。


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インドアでボルダリングをしているAさん。
きれいなムーブはさすがです!


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動画撮影中。


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登りきれば美しい景色が広がっています!


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15時過ぎまで遊んでいましたね。
藤内沢を下降します。


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藤内壁を振り返って、感慨に浸る。
また来ますよ~!(^^)!


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イケメン3人組というような雰囲気…!?
ジョークあり、笑いありで楽しかったです。


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四日市の夕景がきれいでした。
1日中良い天気に恵まれ最高のクライミング日和になりました。

お疲れ様でした~!

10/22 岩稜通過トレーニングin豊田南山

心地良い晴天の中、岩稜帯の安全な通過を目的としたトレーニングを南山ゲレンデで行いました。
参加者は2名。
今回も基礎から楽しみながらみっちりと行いました♪


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まずは、クライミングギアの使い方や正しい装着方法から覚えます。


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ハーネスとロープの連結(結び方)。
繰り返し結んで体で覚えます!

今回、初参加のGMさんはロープの扱いが慣れていました。
ムチも得意だとか…失礼しました!(笑)


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最初は傾斜の緩い雄岩へ移動。
GMさん、初クライミング。
ロアーダウンの体重の預け方も上手です。


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続いてIさん、
2回目参加で岩慣れはしてきています。
この段階では登りこみで体の動きは随分変わってきます。
どんどん登りましょう!


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お昼休憩タイム。
ポカポカ陽気なので駐車場の木陰にシートを敷いておしゃべりしながらランチタイム。


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続いて傾斜のきつい雌岩へ。
ロープをセットしている間にビレイの練習。
この後のIさんのビレイはかなり上達していました!(^^)!
もう少しで一人立ちです。


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GMさん、雌岩初体験!
ガンガン登っていきましたよ!


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細かいホールドに乗れる技術が着いてくると登山の岩場でも絶対に良い効果が出てきます!


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最後に平地に近い傾斜地で懸垂下降の感触だけ掴んでもらいました。

16時ぐらいまでみっちりと楽しみました♪
また次回も楽しくスキルアップしましょう!

お疲れ様でした!

10/20~21 赤岳鉱泉、冬準備!

安定した晴天が続きますね♪
まだそれほど寒くなく過ごしやすいです。

1泊2日で赤岳鉱泉へ来たる冬に向けての準備作業を手伝ってきました。


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20日
久々の南八ヶ岳、7月以来です。
赤岳鉱泉への最短コースの北沢から向かいます。


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堰堤広場を過ぎ、北沢を登っていくと、特徴ある形の「大同心」が見えます。
今年の冬こそはアイスクライミングの技術を上げて「大同心大滝」を登りたい!


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はい、赤岳鉱泉に着きました。
小屋の奥に見えるのは赤岳。
冬の赤岳、楽しみですね♪


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赤岳鉱泉のスタッフ達と共同作業。
夕陽も見事でした♪


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「赤岳」のお部屋。
この部屋がまた良いんですね~♪
冬は本当に暖かいですよ!


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21日
おはようございます!
今日も良い天気♪
今日はお昼まで作業を手伝い下山します。


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赤岳山荘まで来ると阿弥陀岳が頭を出してくれました。


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赤岳山荘の付近は紅葉がきれいでしたよ♪
赤岳山荘のおばちゃんにも挨拶して名古屋に戻りました。

赤岳鉱泉の皆さま、ありがとうございました♪

10月16~17日 ビューティフゥル!!晩秋の燕岳!

1泊2日で燕岳に行ってきました。
メンバーはたじりん他1名。

燕岳を中房温泉から往復するルート。

天気にも恵まれましたね。
登山口の辺りの紅葉がとても綺麗でした♪

評判の良い燕山荘で宿泊してゆっくり下山。
帰りは有明温泉に入浴。

雪をまとった槍ヶ岳の穂先を見ることが出来て…
もう言う事は有りません!(^^)!
どんどん山に夢中になってしまいますね♪


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16日(1日目)
名古屋を朝5時に出発。
登山口のある中房温泉へは9時半ぐらいに到着。

中房温泉まで細い山道を通るのですが、紅葉の色づきが見事過ぎて、写真を撮ったりと嬉しい足止めが有り、なかなか前へ進めません…


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ハイシーズンが終わった平日なので、登山者は少ないと思っていましたが…
第一駐車場は一杯だったので、第二駐車場へ駐車しました。


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10分程中房温泉に向かって歩くと登山口が見えてきます。
ここでも紅葉の美しさに足止めを食らいました。

では、気分も高揚したところ(^-^;で、いざ登山口の標高1450mから2763mの燕岳へ行ってきま~す!


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ちょうど1時間ほどで第1ベンチ。広くベンチも沢山有ります。
その後、第2、第3、富士見ベンチと続きます。
合戦小屋、合戦沢の頭も休憩ポイント。

この登山道は歩き易くて、休憩場所も多く、間隔もちょうど良いのでリズムが取り易いですね♪


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うひょっ♪
何だか思わず変な声が出てしまう程、カラマツの黄葉が綺麗すぎます!


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合戦小屋まで高度を上げれば、あとひと踏ん張りです!

合戦小屋と言えば、スイカが有名。
来年の夏は合戦小屋でスイカを食べよう!


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槍の穂先が姿を見せてくれました!


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「合戦沢の頭」に到着。

たじりんは何をしているのかな?と思ったら手拭いのサンマを食べたそうに見ていました(笑)


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おっ、今日のお宿「燕山荘」も見えてきました!

「ガンバ~」


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唯一の鎖場を通過。


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小屋の建つ主稜線に出ると、裏銀座の山々が目に飛び込んできます!
間違いなく感動します!


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小屋で受付を済ませ、不要な荷物はデポ(置いていく事)して燕岳を登頂します。

この季節、2700mの高度においては、稜線の風はすごく冷たいです。
防寒対策は必須ですね。


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有名なイルカ岩!


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奇岩と花崗岩の白さとハイマツのコントラストが織りなす光景に感動して、なかなか進めません(;’∀’)


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こんな遊びも出来ます♪


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「燕岳 2763m」に登頂!
おめでとうございます!


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さらに北方向を見ると、北燕岳が見えます。
そして北燕岳のピークの奥に見えるのは、「剱岳」!
その左の大きな山体は「立山」、夢も膨らみます♪


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小屋に戻り、きれいな夕焼けにこれまた感動!


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夕食も美味しくて満足♪


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この小屋の評判が良いのは分かりますね。
きれいなのはもちろん、スタッフの気配りや、寝床のスペースの取り方が素晴らしい。

夕食後も楽しく歓談して就寝。


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17日(2日目)
日の出を見る為に、小屋の前でスタンバイ。
6時ごろに上がってきました。
正月でなくても、日の出は良いものですね!


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槍の穂先も雪が着くと、ほんとマッターホルンみたいですね。
行った事は無いのですが…


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朝食を食べ、喫茶で温かい「いちごミルク」を飲みました。
いつまでもまったりしたくなりますが、帰る時間です。


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準備を整え、中房温泉登山口に向けて8時半ごろ出発。


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山男に再会を誓い、別れを告げます。


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歩き方のコツ等を講習しながら、時間をかけてゆっくりと下りました。

無事下山お疲れ様でした!


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帰りに「有明温泉」に寄って、食事と入浴。
身体が温まりましたね。気持ち良かったです。


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ここも紅葉が見事でした!


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「安曇野SA」でお土産を買って、そんな大きな渋滞も無く、名古屋に帰りました。

2日間とも良い天気で本当に良かったです♪

10/13~15 ガイド研修 in 神戸

14~15日で所属する関西山岳ガイド協会(KAGA)のクライミング交流会で神戸へ行きました。。

14日は神戸六甲の堡塁岩。
15日はMガイドの山行に同行させてもらい、裏六甲の百丈岩へ。

13日の夜から大阪で前夜泊。
新鮮で色々と勉強になった3日間でした。(^^)v


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13日
アルバイトを終えてから、その足で名古屋駅に移動。
大阪駅へは高速バス。
ちょうどキャンペーン中で半額になっており、1500円で乗車券が買えました。


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23時ぐらいに大阪駅へ到着。
渋滞もなく所要時間3時間程でした。


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超格安のビジネスホテル。
素泊まり1600円
ちょっとブログでは出せないような事が有りました・・・。
社会勉強ですね~(^^;)
知りたい方はガイド依頼をしてくださいね(笑)


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14日
電車で集合場所の芦屋まで行き、六甲の堡塁岩へ。
アプローチは10分もかからない近さ。

最初は中央稜の「右クラックルート Ⅳ」から登りました。
その後、「電光クラックルート Ⅳ+」、「凹角ルート Ⅳ+」。

グレードの割にはかなり難しく、総じて辛い印象( ゚Д゚)


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中央稜西面では、「ジグザグクラック 5.9+」と「サラマン 5.9+」
画像は後者。

クライマーはYガイド。
今回一緒に組む機会に恵まれ良かったです。


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僕は登っていませんが、「スカイフレーク 5.9」。
写真では分かり難いですが、すごく空の青色が鮮やかでした。

クライマーは広島から参加のOガイド。


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この岩場のトップは景色抜群!
御在所もそうですが、海が見えるって良いですね♪


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芦屋駅近くの焼き鳥店で軽く打ち上げ。
焼鳥以外のメニューも美味しくて、話も盛り上がり楽しく過ごしました。

この後、Yガイドの好意で、ご自宅に泊めて頂きました。
Y家の皆様、ありがとうございました。


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15日
Mガイドのガイド山行に同行させてもらい、裏六甲の「百丈岩」へ。
すご~くガイディングの勉強になりました。
感謝です!


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帰りの大阪駅で雲がきれいで思わずパシャリ!
ザック姿でカメラを取り出し完全な「おのぼりさん」。

難波まで移動して、近鉄アーバンライナーで帰りました。

2日間の充実したガイド研修と少しの社会勉強・・・。
今後のガイド業務に活かしていきたいです。

10/5~6日 美しい紅葉と白い砂礫!甲斐駒ヶ岳!

今回は1泊2日の公募企画で甲斐駒ヶ岳(2967m)へ行ってきました。

1日目は北沢峠のこもれび荘まで。
2日目は甲斐駒ヶ岳を仙水峠経由でピストン登頂しました。

天気にも恵まれて、紅葉も色鮮やか!
山の中腹が見頃を迎えていますね。

今回のメンバーTさん「この時期、南アルプスにまた来たいです♪」と言ってくれました。
満足頂けて良かったです♪


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5日(1日目)
仙流荘のバス乗り場。
平日のしかも昼なので乗客もまばらでした。


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南アルプス林道バスに乗って、標高2030mの北沢峠まで行きます。

バスのドライバーさんが色々と説明してくれます。

甲斐駒ヶ岳~鋸岳縦走の目玉のひとつ、鹿窓も紹介されていました。
写真中央、尖がった小ピークの右下にとても小さな穴が開いています。
画像をクリックして拡大すれば見えますよ(^^)v


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13:30に、こもれび荘に到着。
受付を済ませて時間もあるので、基本的な地図読み講習を行いました。


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等高線の見方や整置、基本的なコンパスの使い方も短い時間ですが、練習しました。
いや~、なかなか慣れないと大変です(^^;)


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夕食、おかずの種類は多くて美味しかったです。
ごちそうさまでした!


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ここはカーテンが有って、プライベート空間が作れます。

明日に備えて、おやすみなさ~い


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6日(2日目)
朝弁当を食べてから朝5時に出発!
出発時は暗いですが、すぐにうっすらと明るくなってきました。


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出発して少し林道歩き。
登山道に入ると、しばらくは沢沿いの樹林帯が続きます。


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仙水小屋を過ぎてしばらく歩くとゴーロ帯が出てきます。
そのゴーロ帯の先が仙水峠。


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仙水峠に着きました。

ここからは尾根の急登になります。
Tさんは「5分の1登法」で心理的なテクニックを使ってクリア。
ここの紅葉も見事でしたよ♪


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心の隙間、いやもとい、紅葉の隙間から摩利支天が見えましたよ!


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左に甲斐駒ヶ岳と右に摩利支天が綺麗に見えます。


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おおっ、鳳凰三山の後ろに富士山!


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やっと駒津峰です。
駒津峰からこれから登る甲斐駒ヶ岳を見ています。


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鉄剣を探しに摩利支天にも行ってきました。
「摩利支天」とは護身や勝利を司る女神だそうです。


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甲斐駒ヶ岳の特徴でもある花崗岩ですね♪


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やりました!!
甲斐駒ヶ岳(2967m)に登頂です!

今回は山をじっくりと感じてほしかったので、ゆったりとしたペース配分でした。
そのおかげで周りもよく見えたと思います。

おめでとうございます♪


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下山を開始します。
頂上直下はザレた箇所が多いのでスリップに注意しながら進みます。

「ここはどこのビーチですか?」って言ってみたくなるほどの白さです(笑)


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山の斜面も紅葉が見事でした♪


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ひたすら下ります。
Tさん、速過ぎてぶれちゃいましたよ~。


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長衛小屋
新しい建物、ちょっと気になりますね(笑)


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16:00のバスに間に合いました。


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こもれび山荘がくれた地域商品券を使って、仙流荘で入浴して帰りました。

名古屋駅到着は21:30
長かったですね!
お疲れ様でした!!

9/29~10/1 快晴の源次郎尾根!(ガイドトレーニング)

今回は2泊3日で、KAGA(関西山岳ガイド協会)の仲間で、
ガイディングの自主トレーニングを剱岳で行いました。
メンバーはマロンおじさんとY姉さん。
源次郎尾根を登る日は絶好の天気に恵まれ充実のトレーニング山行となりました。


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29日(1日目)
Y姉さんに車を出してもらい13時過ぎに立山駅に着きました。
今日の行程は三田平の剱沢野営場まで。

ルート研究中!?
この時点で三田平に着く頃には暗くなっている事が分かります。


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立山そばを楽しみにしていたのに遅すぎて営業時間外でした(泣)
代わりに待合室の隣にある軽食コーナーの牛丼を食べました。
失礼ですが、思っていたよりも美味しかった。


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室堂に到着!
寒いっ(>_<)
室堂山が綺麗に見えます。


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雷鳥沢キャンプ場で記念撮影。


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紅葉も綺麗でした♪


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雷鳥坂の途中で振り返ると、地獄谷だけに陽が当たり幻想的な光景でした!

ただガスと強風でものすごく寒い(>_<)


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剣沢野営場に到着して、強風の中でのテント設営。
Y姉さんが準備してくれた鍋を皆で食べました。
美味しかった~♪
寒い時には鍋はやっぱり良いですね!


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30日(2日目)
5:00出発。
風も夜中には止み、朝は晴天!


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剣沢雪渓を源次郎尾根の取付きまで下ります。

さすがにこの時期の早朝の雪渓はカチカチ氷ですね。
安全の為にはアイゼン必要です。

雪渓に下りる時に知り合いに会いました。
クライミングセミナーに参加してくれていたT夫婦です。
あれからまた努力を積まれての源次郎挑戦、嬉しい限りですね!


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前剱に至る東尾根。
このあたりも紅葉が綺麗♪


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源次郎取付き
アイゼンを外して、ロープを繋ぎショートロープの形式で登っていきます。


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いきなり1手が厳しい岩が出てきます。
この岩に関しては難易度が少し上がっているような気がしました(-_-;)
後で偶然お会いした立山ガイド協会の方も言っていたので間違いなさそうです。

この場所を含めて2か所程、1手2手が厳しい岩場が出てきますが、あとはアスレチックジムの様な木登りが続きます。


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ルンゼコースとの合流点に着きました。
ここで大休止。
ここまでがかなり太ももに厳しいですね。

僕は「源次郎Ⅰ峰上部岩壁成城大ルート」の取付きまでの道を偵察していました。
今年は残念ながら見送り。
でも来年は必ず登りたい!


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さあ、もうすぐⅠ峰の頭。
高度を上げ、視界も広がってきます。
綺麗な紅葉で気分も高揚!(失礼しました)


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「Ⅰ峰の頭」に「チンネの頭」の様な岩が有りました。
マロンおじさんもテンションが上がりっぱなし!


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Ⅰ峰の下りはクライムダウンでサクサクと下ります。
それを過ぎるとⅡ峰の登り。
Y姉さん、八つ峰をバックにⅢ級程度の岩場を登ります。


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源次郎尾根を登る醍醐味のひとつ。
八ツ峰が本当に綺麗に見えるんですね♪
美しいギザギザが源次郎からだとはっきり見えます。

写真右下がクライマーのオアシス「熊の岩」です。


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Ⅱ峰の注意箇所でもあります。
長次郎側にスッパリ切れ落ちた場所のトラバース。


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さあ、バリエーションルートの源次郎尾根最大の見せ場、懸垂下降です。

Y姉さんも思わず「長~~~い!」


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無事、懸垂下降を終えて、振り返りⅡ峰の大きさを実感します。

拡大すると知り合いのT夫妻が、ちょうど懸垂下降中です。
岩のスケールの大きさが分かります。


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あとは本峰に向かって、尾根の若干平蔵谷側をひたすら登ります。


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鹿島槍ヶ岳もカッコよいです♪


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さあ、あともう少しです。


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はい、お疲れ様です!
山頂に到着です!
360度の絶景♪


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下りは別山尾根で。
ここでもロープを繋げてガイディングのトレーニングをします。


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秋の空も情緒溢れますね~(^_^)


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テン場まで戻ってきました。
今日はY姉さん念願の源次郎尾根ルート登頂のお祝いです♪


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10/1(3日目)
今日は後半が天気が急激に悪化する予報なので早めに下山。
今は良い感じですが・・・低気圧が急発達します。


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無事、立山駅に戻りました。
お疲れ様でした!!

9/25~26ジャンダルム飛騨尾根下降!?

今回は1泊2日で穂高方面へ。
メンバーは「ほ~さん」。
当初予定ではジャンダルム飛騨尾根経由してから滝谷を登りに行くはずでしたが、雨で計画変更。
新穂高からの「白出沢→ジャンダルム→α沢→飛騨尾根→白出沢」。
なかなかのハードな山行でしたが、面白かったです。


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25日(1日目)
装備確認をして名古屋を前夜の0時発でした。


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夜中に新穂高の登山者用駐車場に着いて仮眠を取ったのですが・・・
完全に寝坊( ゚Д゚)
しかも予報通りの激しく叩きつけるような勢いの雨。
少し待機して様子を見てました。
今日は白出沢ルートから穂高岳山荘を経由して北穂高小屋までに変更。
登山センターで登山届を提出して出発。


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白出沢出会。
この時はまだ北穂高小屋を目指しています。
ジャンダルム飛騨尾根の取付きだけでも見えればと思ったのですが、ガスで何も見えず・・・


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荷継小屋跡地で既に濡れオバケ状態。


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ほ~さんの肩に重荷が食い込みます。
僕が「不安だから小さいカムも持っていこう」と言ったばかりに・・・
すまん・・・


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北穂高小屋まで届かず、今日は穂高岳山荘のテント場でお世話になります。


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小屋内のストーブを衣服乾燥に活用させて頂きました。
ありがとうございました。
小屋番さんは嫌な顔もせず、「衣服焦げていないですか?大丈夫ですか?」と声を掛けてくれました。

「あったかいんだからぁ♪」クマムシ風に(ちょっと古い!?)


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26日(2日目)
雨は夜半には上がるだろうと期待していたが、朝まで降り続けました。
滝谷も断念。
あまりの無念さに、脱力感とともに2度寝。
9時過ぎぐらいに外を見ると晴れてる( ゚Д゚)
急に活力が湧いてきた!
晴れの威力は凄い!!


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速攻でテントを畳んで、今から出来る事を考えます。
冬期登攀の下見という事に決定。
奥穂高岳~西穂高岳の縦走。
10時出発という考えられない時間設定ですが・・・


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奥穂山頂はスルーしました。
先を急ぎます。


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西穂高岳までの縦走路。
岩もほば乾いています。


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「馬の背ってこんな感じでしたっけ~」と言いながら、ほとんど歩きで降りてくるほ~さん。
登山を始めて間もない頃に通ったとの事。
そんな調子だったので、1時間かからずにジャンダルムに着いた。


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ジャンダルム飛騨尾根の下見。
あまりのロケーションの良さに、ほ~さんの冒険心に火が付いた。
「飛騨尾根下降しませんか?」
あまりのキラキラした目であっさり言うので、思わず「いいよ」と言ってしました。


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一応撮っておきました。
上まで行ったのは僕だけでしたが・・・」


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まず飛騨尾根横のガラガラのα沢を下ります。
石に乗って滑りながら下りてる感覚です。


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ルンゼが細くなっていきます。
こうゆう地形は落石が集まってくるので先行者が安全地帯に行くまで待ちます。


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ルンゼの傾斜が強くなってきたので尾根に進路を取ります。
飛騨尾根に乗りました。
ちょっとカッコイイ写真でしょ(^^)v(モデル以外は・・・)


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尾根もハイマツ帯が出てきました。
段々と深くなっていきます。


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頭しか見えません。
この後、完全に見えなくなります。


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飛騨尾根の末端まで行くと断崖絶壁ばかりになりました。
懸垂下降しか選択肢は有りません。
60mロープで届くかな?というぐらいの高さ(◎_◎;)


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60mロープで届きました。
ナメ滝も懸垂下降で3ピッチほど。


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懸垂の支点も使えるところが無くなり、緩やかな傾斜の尾根を目指し、草付きの斜面をトラバースします。
草ホールドを頼りにしました。
こんなサバイバルクライミングは初めてです。


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やっと一般道にでました。


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当然、ヘッデン使用になりました。
20時過ぎに駐車場到着。
お疲れ様でした!!