今回は2泊3日で、KAGA(関西山岳ガイド協会)の仲間で、
ガイディングの自主トレーニングを剱岳で行いました。
メンバーはマロンおじさんとY姉さん。
源次郎尾根を登る日は絶好の天気に恵まれ充実のトレーニング山行となりました。
29日(1日目)
Y姉さんに車を出してもらい13時過ぎに立山駅に着きました。
今日の行程は三田平の剱沢野営場まで。
ルート研究中!?
この時点で三田平に着く頃には暗くなっている事が分かります。
立山そばを楽しみにしていたのに遅すぎて営業時間外でした(泣)
代わりに待合室の隣にある軽食コーナーの牛丼を食べました。
失礼ですが、思っていたよりも美味しかった。
室堂に到着!
寒いっ(>_<)
室堂山が綺麗に見えます。
雷鳥沢キャンプ場で記念撮影。
紅葉も綺麗でした♪
雷鳥坂の途中で振り返ると、地獄谷だけに陽が当たり幻想的な光景でした!
ただガスと強風でものすごく寒い(>_<)
剣沢野営場に到着して、強風の中でのテント設営。
Y姉さんが準備してくれた鍋を皆で食べました。
美味しかった~♪
寒い時には鍋はやっぱり良いですね!
30日(2日目)
5:00出発。
風も夜中には止み、朝は晴天!
剣沢雪渓を源次郎尾根の取付きまで下ります。
さすがにこの時期の早朝の雪渓はカチカチ氷ですね。
安全の為にはアイゼン必要です。
雪渓に下りる時に知り合いに会いました。
クライミングセミナーに参加してくれていたT夫婦です。
あれからまた努力を積まれての源次郎挑戦、嬉しい限りですね!
前剱に至る東尾根。
このあたりも紅葉が綺麗♪
源次郎取付き
アイゼンを外して、ロープを繋ぎショートロープの形式で登っていきます。
いきなり1手が厳しい岩が出てきます。
この岩に関しては難易度が少し上がっているような気がしました(-_-;)
後で偶然お会いした立山ガイド協会の方も言っていたので間違いなさそうです。
この場所を含めて2か所程、1手2手が厳しい岩場が出てきますが、あとはアスレチックジムの様な木登りが続きます。
ルンゼコースとの合流点に着きました。
ここで大休止。
ここまでがかなり太ももに厳しいですね。
僕は「源次郎Ⅰ峰上部岩壁成城大ルート」の取付きまでの道を偵察していました。
今年は残念ながら見送り。
でも来年は必ず登りたい!
さあ、もうすぐⅠ峰の頭。
高度を上げ、視界も広がってきます。
綺麗な紅葉で気分も高揚!(失礼しました)
「Ⅰ峰の頭」に「チンネの頭」の様な岩が有りました。
マロンおじさんもテンションが上がりっぱなし!
Ⅰ峰の下りはクライムダウンでサクサクと下ります。
それを過ぎるとⅡ峰の登り。
Y姉さん、八つ峰をバックにⅢ級程度の岩場を登ります。
源次郎尾根を登る醍醐味のひとつ。
八ツ峰が本当に綺麗に見えるんですね♪
美しいギザギザが源次郎からだとはっきり見えます。
写真右下がクライマーのオアシス「熊の岩」です。
Ⅱ峰の注意箇所でもあります。
長次郎側にスッパリ切れ落ちた場所のトラバース。
さあ、バリエーションルートの源次郎尾根最大の見せ場、懸垂下降です。
Y姉さんも思わず「長~~~い!」
無事、懸垂下降を終えて、振り返りⅡ峰の大きさを実感します。
拡大すると知り合いのT夫妻が、ちょうど懸垂下降中です。
岩のスケールの大きさが分かります。
あとは本峰に向かって、尾根の若干平蔵谷側をひたすら登ります。
鹿島槍ヶ岳もカッコよいです♪
さあ、あともう少しです。
はい、お疲れ様です!
山頂に到着です!
360度の絶景♪
下りは別山尾根で。
ここでもロープを繋げてガイディングのトレーニングをします。
秋の空も情緒溢れますね~(^_^)
テン場まで戻ってきました。
今日はY姉さん念願の源次郎尾根ルート登頂のお祝いです♪
10/1(3日目)
今日は後半が天気が急激に悪化する予報なので早めに下山。
今は良い感じですが・・・低気圧が急発達します。
無事、立山駅に戻りました。
お疲れ様でした!!
福岡さん。今回もありがとうございました。ショートロープまだまだですが、随分勉強になりました!またよろしくお願いいたします。
こちらこそありがとうございました。
いつもお世話になってますから、これぐらいはせめてもの恩返しです!
また宜しくお願い致します。
お世話になりました。お陰様で念願の源次郎を楽しめました。本当にありがとうございました。またどこか私で行ける所があれば連れて行ってください、お客様役、いつでも歓迎です。
山代さん、こちらこそお世話になりました。
またトレーニングに付き合ってください!
宜しくお願い致します。