今回は飛騨の錫杖岳へほ~さんと行ってきました。
目指すは「3ルンゼ」!
これまた結果は敗退(T_T)
見事に僕個人は2連敗中…
冬壁は遠かった…
26日(1日目)
名古屋を8:30に出て、国道41号線を北上して駐車場へ。
共同装備を確認してパッキング。
最高に良い天気でした♪
意気揚々と錫杖岳へ向かう。
この時点で15時ですからね…
僕の事情でスタート日を一日遅らせました。
この一日が後で響いてくるとは知る由もない。
誰も入っていない様子ですが、雪はそんなに深くない。
「ワカン要らなかったんじゃね~」と冗談交じりに余裕の発言。
おや、雪が少しづつ深くなっていきます。
そして吹き溜まりや急な斜面は腰ラッセル(゚Д゚;)
しかも登山道が分かり辛く、時々踏み抜いて落ちてしまう。
暗くなったら行動不能に陥る恐れがあり、幕営適地を探しながら進みます。
日が落ちてきたのでテント設営。
全く想定外の進行の遅さ…
夜はちょっと下衆な話で盛り上がる♪
27日(2日目)
テントをたたみ出発!
少しだけ降雪があったようだ。
昨日よりは雲は多いが、風もなく穏やか。
しか~し、僕らのラッセル力をはるかに超える雪の量。
このまま登っていっても時間切れ必至。
さあ、どうする?
ラッセルのみに終始するのもこれまた経験。
早めに場所を切り替えて岩を攀じ登りたい気持ちもある。
結局切り替えて下山する事に決定。
画像とコメントのギャップが面白い(^^)
錫杖岳には届かなかったが、格好良い山です。
リベンジする山がどんどん増えていきます(^^;)
帰りに雪煙の上がる西穂高岳が見えました。
きれいですね♪
登山口に戻ってきました。
下りは早いですね…
一旦、名古屋に戻りました。
28日(3日目)
5時にホ~さんを迎えに行き、国道23号線で御在所岳へ。
ゲート前に車を停めて、前尾根を目指します。
前回に来た時とは比べ物にならない位の雪の量。
ほ~さんがテスト岩で遊び始めました。
登る事が出来ずに合格点は取れませんでした(笑)
前尾根P7
先にリードを譲ってもらいました。
岩の隙間は凍っていて、カムをほぼ同一箇所に3点固め取りをしたりと、かなりビビッて登りました。
続いてP7上部はホ~さんリード。
フッキングできるホールドも無いし、もうどう登るのかさっぱり分からん(>_<) ここはA0で突破!
無積雪期であれば、歩いて通過する箇所も、雪が着いていると別世界。
P6下部
中間で一旦ピッチを切って、チムニーかノーマルルートか悩む。
ノーマルルートは凹角を登っていくときにランナウト状態に耐えられるメンタルが必要。
チムニーは抜け口に氷が張り付いていて、その先も読めない。
悩みましたがここで敗退の決断(._.)
「こんちくしょー!!」
悔しさを雪にぶつけるホ~さん。
懸垂下降で下ります。
前尾根を後にして下山。
下山時、あの箇所を登るにはどうしたら良いかをずーっと考えています。
チーム「サランラッパーズ」
この2人のチーム名です。
チーム名の由来は直接本人達へ聞いてください。
まだまだ冬壁に太刀打ちできない未熟さを痛感した山行でした。
でもこのまま終われないので、頑張ります!