2泊3日で剱岳の北方稜線を縦走しました。
メンバーはクニさん。
「室堂~真砂沢ロッジ~三の窓~本峰~室堂」という周回ルート。
クニさんの今季の目標ルートのひとつでも有ります。
世間はシルバーウィーク。混雑はしていましたが、概ね天候にも恵まれて紅葉も美しく大満足の山行となりました。
北方稜線は気を緩められない厳しい場所でもありますが、そこからの剱岳は絶対に見ておきたいですね!
やっぱり剱は良いですね♪
20日(1日目)
まず立山駅で連休の洗礼を浴びました。
「駐車場が遠いっ!」
立山駅
2時間半の待ち(~_~;)
7時半に着いて、10時発。
でも待合室でシニア世代の女性とその娘さんとで、登山の話で盛り上がりました(^○^)
あの小さな運転席がかわいいですね♪
弥陀ヶ原あたりも随分色づいてきてますね!
11時頃に室堂到着。
ごった返す室堂ターミナルを抜けだしました。
みくりが池が綺麗♪
雷鳥坂の紅葉も見事でした!
クニさんに写真撮影のコツを教えてもらいました!
色々と難しいですね。( ..)φメモメモ
別山乗越で剱岳をパシャリ!
う~ん、こんなに快晴の剱岳は久しぶりですね♪
本日の宿泊地の真砂沢ロッジ。
オーナーの政司さんにご挨拶!
テント場も賑わっています。
21日(2日目)
明るくなってからの5時出発。
三の沢は雪渓が崩壊している為、迂回ルートを通ります。
この簡易の吊り橋が岩稜とはまた違った緊張感・・・
慎重に渡ります。
二股のしっかりした吊り橋を渡ります。
これも冬期は外されます。
氷河認定された三の窓雪渓!
長~いですね。
これはこの奥地に来ないと見れない景色。
ジャンダルムにチンネ、クレオパトラニードルも見えますね!
日本離れしたこの岩峰群、圧巻です。
仙人池の逆さ剱もばっちり見えました。
池の平小屋で点の記ラーメン。
クニさんも思わず「染みる~」
池の平小屋から山腹のトラバース道を行き、小窓雪渓へ入る地点にペンキ印があります。
下りはガスっていると見過ごしそう。
アイゼンに装着。
でもクラックも見当たらず、最上部以外は安定した雪渓でした。
この辺りからガスが増えてきました。
小窓雪渓最上部。
大きな落石がいっぱい。
この落石の集まりの中で休憩しているパーティーがいた。
安全第一ですよ。
小窓を過ぎてすぐに一部悪いルンゼを登ります。
そこを抜けると緩やかな東側斜面に付いている踏み跡を辿ります。
幅10m程の急な雪渓の斜面を渡る時に、念の為ロープ確保しました。
小窓の王を池ノ谷側から巻いて三の窓へ。
今日はここで幕営します。
チンネが真正面に見える好展望地。
クニさんも近い将来チンネの頭に立ってるはず・・・
夕焼けが綺麗でした~(^^)v
22日(3日目)
鹿島槍ヶ岳の少し左から上がる日の出を見て、池ノ谷ガリーを登り、池ノ谷乗越へ。
すれ違いが有ったので、上からの落石に注意を払いながら進みます。
右に「長次郎の頭」
中央が「剱岳」
長次郎の頭を巻くときのトラバースは少し嫌らしいです。
岩が少し出っ張っているので、1、2歩ぐらいだけ、体が仰け反る様な姿勢になります。
剱岳山頂に到着です!!
前回の長次郎谷を詰めた時よりも、余裕のある様子。
良い感じで技術、体力がついてきてますね!(^^)!
山頂はすごい人。
記念撮影したらすぐに下山開始。
カニのヨコバイの渋滞もそれほどでもなく15~20分ぐらい待ったら通過できました。
剣山荘から剣御前小屋に向かうルートからナナカマド越しの剱岳。
チングルマの綿毛。
綿がフサフサです♪
室堂に到着。
やはり連休、凄いバス待ちの列でした。
でも立山駅までの臨時直行便が出たみたいで、1時間だけ室堂ターミナルで待ちました。
帰りはグリーンパーク吉峰で汗を流して、立山ポーク丼を食べて帰りました。
念願の北方稜線(狭義)踏破おめでとうございます!
クニさん、剱の他のルートはまた来シーズン宜しくお願い致します。
お疲れ様でした!!