九州へ遠征です。
当初は九州の200名山4座を登る企画でしたが、市房山は今年7月の豪雨の影響で登れず、結果的に3座となりました。
でも、市房山登山の日が雨の日だったので、行縢(むかばき)の滝を見に行き、ちょうど良いレスト日になりました。
1日目:高千穂峰(高千穂河原からピストン)
2日目:行縢の滝(日本滝百選)
3日目:尾鈴山(尾鈴キャンプ場→瀑布群→山頂→正面登山道→尾鈴キャンプ場)
4日目:大崩山(涌塚コース→大崩山→坊主尾根コース)
5日目:双石山(ぼろいしやま)小谷登山口から「象の墓場」まで
結局、5日間フルに動きましたね(^^;)
たいしたものです。
お疲れ様でした!!!
1日目(1日)
鹿児島空港から、高千穂河原へ移動。
高千穂峰を目指します。
火山の独特な雰囲気が満載な登山道。
御鉢めぐり
この山肌…。
行った事は無いが、映画で見る宇宙のようなイメージ(゚Д゚)
さすがは天孫降臨の地。
高千穂山の頂には、「天逆鉾」があります。
坂本龍馬が抜いたという逸話は面白い♪
下部のほうは、紅葉が見頃で綺麗でした♪
九州遠征で温泉は外せない。
200名山は山行時間が長くなるので、温泉宿はあまり活用できないのですが、1泊分だけ温泉宿に泊まりました。
料理も温泉もすごく良かったので、もっと長く滞在したいのですが、そうはいきません。
でも次の日は「行縢の滝」行きが濃厚になってきたので、朝食はゆっくり頂きました。
2日目(2日)
雨の中、40分ほど歩くと大きな滝。
「行縢の滝」です。
大きすぎて上手く撮れません…
百名滝を堪能した後は、延岡市内のビジネスホテルに泊まりました。
3日目(3日)
今日は尾鈴山。
元々は大崩山の予定でしたが、昨日の雨で徒渉部分の増水が予想されたので入れ替えました。
旧トロッコ道なので、こんな場所もあります。
最近は少し「やすらぎ」が欲しいです(^_^;)
瀑布群で最大の「白滝」。
画像では比較物が無いので分かりづらいですが、なんと落差75m!
尾鈴山の山頂。
祝日で、しかも200名山ですが、ここまで殆ど他の登山者に会っていないです。
その後、正面登山道を下り、林道歩き。
日本の滝百選の「矢研の滝」に立ち寄って次の宿へ移動しました。
今晩お世話になる「大崩の茶屋」に到着。
私達以外は2名パーティだけ。
4日目(4日)
今回の九州遠征のメインイベントの大崩山登山の日。
長い1日の始まりです。
このルートの核心の一つである祝子川の徒渉。
行きは何とか靴を脱がずに渡れました。
下湧塚から中湧塚を見上げます。
なかなか道が分かりづらく、ハードな湧塚コース。
でもこんな格好良い岩峰を回り込んで登っていったりします。
上湧塚のピークにも立ちました!
山頂に到着!
眺望も良好!
下山中の坊主尾根から湧塚尾根方面を眺めます。
周回コースなので、登ってきた尾根が見えるんです。
象岩のトラバース。
ここは何も無かったら怖くて通過できないですが、ワイヤーが設置されているので、自己確保しながら進んでもらいます。
梯子?脚立?の連続です。
最後の祝子川の渡渉は靴を脱いで渡りました。
水は冷たかったですが、それはそれで良い経験。
楽しめたようで良かったです♪
大崩の茶屋に同泊した2名パーティが途中ではぐれてしまったようで、1名の方は僕たちと一緒に下りてきましたが、もう1名が登山口に戻っていなかったので、まだ山中にいるようです。
その日、戻らなかったので遭難となり、関係機関が動きましたが、翌日無事に見つかったとの事。
良かったです。
5日目(5日)
最終日です。
便が13時台なので、ガッツリ山行は難しい。
空港に近い宮崎市民に愛されている双石山(ぼろいしやま)という山に行きました。
山頂までは時間的に厳しいので、名所だけ見てきました。
「針の耳神社」
こんな奇岩を見ることができます。
あとは「象の墓場」という巨大な岩石に囲まれた不思議な場所にも行きました。
宮崎空港で本場のマンゴーソフトを食べました。
飛行機を使う山旅は、重量や大きさ、燃料が運べない等の色々と制約はありますが、何か楽しくワクワクします。
海外だともっと非日常感が出ますね♪
楽しく充実した5日間。
ご同行の皆さま、ありがとうございましたm(_ _)m