太平洋高気圧の勢力が強まり、やっと夏山らしい天気になってきました。
下界では猛烈な暑さになっていますが…
そんな日は涼を求め、沢登りをしたくなります。
北アルプス最奥として知られる黒部源流。
その支流である「赤木沢」で沢登りをしてきました。
「黒部の宝石」と表現する人もいるぐらいの美しさ。
是非また訪れたいです!
1日目(4日)
今日は「三方岩岳」に登ります。
暑さが半端ない(-_-;)
登山口には立派な案内板。
この暑さにも関わらず、加賀岩には10名以上の人がいた。
気温が上がりすぎて、景色は少し霞んでいます。
三方岩岳の最高峰である飛騨岩のピークに到着!
山頂標識のすぐ横は、少し緊張する断崖絶壁です。
白川郷ホワイトロードの途中から三方岩岳を見上げます。
2日目(5日)
富山市内に宿泊して、翌日は折立から薬師沢小屋までのアプローチ。
相変わらず暑いですが、沢の涼みが待っていると思いながら、頑張って登ります。
太郎平小屋に到着。
ここからは下り。
薬師沢小屋に到着。
ここの小屋は沢に囲まれて、テラスから滝も見えて、まさに避暑地。
心地よい沢の音が落ち着きます。
ビニールシートでコロナ感染予防もして、小さな小屋ながら頑張っています。
3日目(6日)
薬師沢小屋のテラスからハシゴを下り、黒部川に降り立ち遡行開始。
赤木沢の出合まで、徒渉とヘツリ、場合によっては高巻きがあります。
朝で気温が低く、日が当たらないので、水がめっちゃ冷たい(゚Д゚)
途中でゴルジュが突破できずに敗退してきた人とすれ違い、一抹の不安が頭をよぎる。
結局、それがどこのゴルジュか分からなかったが、無事に赤木沢の出合に辿り着きました。
やっぱり川底が赤い(^O^)
美しい滝のオンパレード!
テンション上がりまくり♪
この明るい渓相がたまらん…
気持ち良すぎる。
「大滝」
これは高巻きします。
高巻き道は岩登り的な要素もあり面白かった。
源流部まで来るとお花畑になり、そのまま詰め上げ一般登山道と合流。
少し雲行きが怪しくなったが、すぐに解消された。
その後は安定した天気。
あまりの気持ちよさに沢装備を解除して、北ノ俣岳で1時間弱程ノンビリしてしまいました。
この環境で沢登りできるって凄い事。
その分、気象変化や沢の状態には注意しなければいけません。
槍も見えたし。
お花も見えたし。
お花も見えたし、パート2。
後は太郎平小屋に戻るのみ。
背後の薬師岳も大きく雄大です。
太郎平小屋の生ビールで、雲ノ平や裏銀座の素晴らしい景色を見ながら、赤木沢遡行に乾杯!
美味しかった~!
お疲れ様でした(^^ゞ