1泊2日でマロンおじさんと北岳バットレス第4尾根に行ってきました。
この頃あまり個人山行を出来ていないので、かなり体力的な衰えを感じましたが、天候に恵まれ爽快なロケーションでのクライミングを楽しめました!(^^)!
ゆっくり、ゆったり山を楽しむのも良いですが、やっぱり挑戦する登山も楽しい♪
1日目(19日)
芦安から北岳の玄関口の広河原へ。
白根御池小屋へ向かっています。
新調した100リットルザックの調子は良いようです。
白根御池小屋のテント場へ到着。
池の畔にある雰囲気の良いテント場です(^^)
テントを張り、景気づけに一杯。
マロンおじさんがシュラフを忘れました。
「マロンおじさん、やっちまったな~」と笑っていたら、とんでもない事が…
僕のシュラフ袋からテントが出てきました(゚Д゚)
まとめて干した後の収納時に入れ間違えたようです…
仕方ないので、テントを掛け布団のようにして寝ました。
マロンおじさんはツェルトを掛け布団にしてました。
2日目(20日)
まぁ、当然ですが、早朝出発。
昨夜は少し寒かったですが、テントを掛けたおかげで十分眠れました。
真夏と比べると日の出が随分遅くなりましたが、月明かりに照らされ明るいです。
特に初見の壁なので助かります。
バットレスの下部岩壁が見えてきました。
第4尾根に行く前に、下部岩壁をいずれかのルートで登って、第4尾根ルートの取付きまで行かないといけません。
下部岩壁の取付き。
「新版 日本の岩場」で易しいと紹介されていた「第5尾根支稜」からアプローチします。
2ピッチ終えて、ルンゼをサイマルクライミング。
横断バンドをトラバース。
一応、中間支点を取りながら、サイマルクライミングしますが、プロテクションがしょぼいので、絶対に落ちられません(‥;)
C沢を詰めて、ヒドゥンスラブ取付きに到着。
僅かな差でBガリーから来た2パーティーに前に出られました(ToT)
やっと第4尾根ルートに取付きました。
今日はマロンおじさんのリードDay。
マッチ箱です。
決まってますね~!
マッチ箱から1ピッチ懸垂下降。
天気が良いので、爽快かつ軽快に登っていけます。
壁のスケールの大きさを伝えようと思いましたが、マロンおじさんの顔のスケールの大きさしか分かりませんね(笑)
枯れ木テラスからの水平トラバース。
超怖いです(゚_゚;)
最後の難関「城塞ハング」を登り切り、安堵の表情。
お疲れ様でした!
一応、山頂にも行ってきました。
第4尾根ルートからの北岳登頂!
充実感があります♪
日本第2位の高峰から見る景色を楽しみながら下山。
あっちも、こっちも素晴らしい景色(^O^)
登攀の充実もあり、この上無いですね!
この小屋(のテント場)で余韻に浸りたい気分ですが、お互いまだガイド業のハイシーズンのので、帰れるなら帰ります。
お疲れ様でした!
また遊びましょう♪