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2020/9/28~30 不帰キレット


久々の不帰キレット。
友人主催のガイド山行に同行しました。

 1日目:八方~唐松岳頂上山荘
 2日目:~不帰キレット~白馬三山~白馬山荘
 3日目:~白馬岳~小蓮華岳~白馬大池~栂池

2日目のキレット通過は最高の天気に恵まれ、気持ち良い稜線縦走を楽しみました♪


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1日目(28日)
八方アルペンラインを使って、楽ちんです(^_^)v


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リフトを降りた時は、雨が降っていましたが、途中で雨雲を抜けました。


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明日、通るキレットも雲の上から顔を出しました!
360度の絶景を楽しみながら、唐松岳頂上山荘へ到着。


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夕食時に日が沈みました。


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2日目(29日)
さあ、メインイベントの不帰キレット越え。


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こちらは反対方向の五竜岳に向かうスタート地点。


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私達は剱岳に見守られ、唐松岳に向かって歩きます。


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荒々しい縦走路。
「不帰キレット」と「天狗の大下り」が丸見えで少し緊張します(^_-)


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1峰の登り部分から、キレット核心部を通過中の人達を観察。
梯子を渡り、細いバンド状のトラバースは高度感が凄かった(゚Д゚)


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天狗の頭からは気持ち良い高山縦走。


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白馬鑓ヶ岳までやってきました。
山頂標識の右後ろに写っている三角のピークが白馬岳です。
山荘はその直下。
遠いな~(゚Д゚)


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この行程はキレット後の長い歩きも結構キツいです。
到着したら山々の眺めを楽しみ、ビールを飲む♪
山荘に雲が波のよう♡


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3日目(30日)
朝食後に白馬岳の山頂へ。
今日も雲海の上は、最高の山岳風景ですね!


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二重山稜地形がはっきりと分かります。


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こちらは「雪倉岳」と「朝日岳」方面。


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白馬方面を振り返る。
山頂に突き上げる美しい主稜。
残雪期に登りたいな。


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白馬大池を眺める雷鳥。
中央下や分かりにくいけど左下にもいますからね~♪


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白馬大池の周りも紅葉が綺麗でした。


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白馬乗鞍岳を越え、天狗原方面を眺めます。

無事に栂池へ下山しました。
お疲れ様でした!


2020/9/25~27 西穂高~奥穂高岳縦走


山では季節が進んでいましたね~。
難関縦走路の西~奥穂高岳の縦走に挑みました!

 1日目:新穂高~西穂山荘
 2日目:~西穂高岳~ジャンダルム~奥穂高岳~穂高岳山荘
 3日目:~涸沢~横尾~上高地

またしても天気予報が微妙な中での山行となりました(-_-;)
現地判断で中止の可能性もありましたが、良い方向に外れて良かったです。


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1日目(25日)
前線通過中…。
早く止んでくれ~。


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2日目(26日)
スタート時には霧雨(ToT)
しかし、粟澤さんの日本海の低気圧は発達しないだろうという言葉を信じて進みます。


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丸山ではまだ霧雨…。
倒れた山頂標識を立て直して写真を撮りました。


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雨が止み、雲海の様相を呈してきました。


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良い天気になりそう♪
お客様の中で、粟澤さんは天気の神の存在になりました(笑)


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登山道の岩は、まだ濡れているので慎重に進みます。


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西穂高岳の山頂までやってきました。


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槍が格好良い。


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ザックの荷物に圧縮されて、マロンクリームが少し飛び出ていました(~o~)
これをアップするとお客様の中で、「おっさんずラブ」疑惑が深まるかな(笑)


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赤岩岳の鎖場を下降します。
ここも厄介な箇所の一つですね。


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間ノ岳への登り。
このルンゼは本当に落石の危険性が高い箇所。
速攻で抜けたい所です。


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逆層スラブ
ここも岩が剥離した跡が多く、今年は特に怖いです。


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天狗岳
天狗のコルから天狗沢を下っていくパーティが凄い大きな音の落石を起こしていました。
天狗沢通過はやっぱり相当リスクが高そうです(-_-;)


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そしてジャンダルム!
定番の天使写真は無し。
人気がありすぎて、撮るタイミングを逸してしまいました。


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そして知名度の高い「馬の背」


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やはりジャンダルムはこのアングルですよね。
異様な出で立ちは怪峰と呼ばれているのが分かります。


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奥穂高岳に到着すると達成感で一杯になります。
この縦走路はアップダウンの連続で平らな場所が続く事が殆どありません。
頑張りました!!


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3日目(27日)
下山日は雨のスタート。

穂高岳山荘さん、今年も大変お世話になりありがとうございました。
僕もお気に入りの素晴らしい山小屋の一つ。


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ザイデングラートを下ります。
昨夜に降った雨で濡れているので緊張します。


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紅葉も色づき始めました。


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ナナカマドの鮮やかな赤も、これからもっと増えてくるでしょう。


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ビートルズのアルバムジャケット風!?
吊橋と横断歩道の違いだけ。


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徳沢園でランチ。


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上高地に到着。

いつもは白出沢から新穂高に下りていましたが、こちらへ下ると歩いた険しい縦走路が見えます♪
河童橋から見上げていただけだったあの頃、自分があの山上を歩くことなど想像できなかった事でしょう。
そう思うと感慨深いものがありますね。
ちょっぴりお手伝いさせて頂いた僕も嬉しいです!(^^)!


2020/9/21~24 八峰キレット(爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳~五竜岳)


人気の八峰キレット最終便!
今回は台風が近づく中での山行でした。

 1日目:扇沢入山~種池山荘
 2日目:~爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳~キレット小屋
 3日目:~五竜岳~遠見尾根~エスカルプラザ

当初は唐松岳まで行く4日間の行程でしたが、台風接近に伴う悪天から早めに逃げようと行程を変更。
雲が織りなす幻想的で不思議な光景に感嘆の声を上げました!(^^)!


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1日目(21日)
扇沢から柏原新道を登り、種池山荘まで。


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2日目(22日)
いよいよキレット突入の日。
気合いを入れて行きます!


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黄葉と鹿島槍ヶ岳。


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滝雲も見事!


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剱岳が間近に見えるのも、この縦走路の魅力の一つ。


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布引山から鹿島槍ヶ岳を臨む。
緑と黄土色が入り混じり、秋の気配が漂っています。


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新しい山頂標識が立っていました。
ありがたいですね♪


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「北峰」に立つ!

この後、対応に問題ありの山小屋へ。


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3日目(23日)
早朝出発。
暗い中でのキレットの岩場は緊張感たっぷり。


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雲が滝のように流れ落ちます。
凄い流動感でした(゚_゚)


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今回は雲の演出が素晴らしい景色を見せてくれました!(^^)!


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雲が意思を持った生き物のように絶えず動いています。


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五竜岳に到着。
その後、五竜山荘でカップ麺を食べて、遠見尾根を下山しました。
大町温泉郷のホテルで後泊。
温泉を楽しみました♪

お疲れ様でした!!!

結局、翌24日は台風の進路が東側へ変わり、それほど大荒れでは無くなりました。
こうゆう悪天の前後は、快晴の時とはまた違う幻想的で不思議な光景に出会えることがあります。
それを思うと天気予報に左右されすぎず、山に向かえば、こんな素敵な景色に出会えるのですから。
もちろん肝心な所で判断を見誤らなければですが…。


2020/9/16~17 金剛堂山&位山


「金剛堂山」と「位山」に行ってきました。
ともに日本二百名山に選定されています。

金剛堂山は広々とした山頂付近から周りの山々の眺望が素晴らしかったです♪
位山は幻想的な雰囲気に心洗われた気がします。


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1日目(16日)
今日は「金剛堂山」
利用者が多い栃谷登山口からのピストンです。
黒塗り加工が不気味になってしまった(-_-;)


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こうゆう表示は嬉しいですね♪


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小さい秋見~つけた♪


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樹林帯の中の急登が多いですが、時折開けた場所で見える景色に心躍ります♪


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前金剛に到着!
金剛堂山には前、中、奥の3ピークありますが、前金剛が山頂とされています。


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とても大きな山名表示板があります。
この金剛堂山は過去に登った山でも殆ど記憶になかったのですが、これだけは強く印象に残っていました。


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各ピークに至る雰囲気の良い稜線。
草紅葉が少しだけ進んでいますね。


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最高峰の中金剛(1650m)


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広すぎて山頂っぽくない奥金剛のピーク。


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同じ道を下り、トイレや水場もあるよく整備された登山口へ戻りました。
この後、宿に向かう際に林道の通行止めによるサバイバルドライブが待ち構えていました(゚_゚;)


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2日目(17日)
今日は位山です。
道の駅モンデウス飛騨位山から登り、ダナ平林道から下るコースで周回しました。
登山対象としてより、パワースポットとして有名かな!?


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まずはスキー場のゲレンデを突っ切ります。


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ゲレンデトップからは北アルプス方面の眺めが良いです。
今日は霧が濃いので見えませんでした(ToT)


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道中には名前の付いた巨石が沢山あります。


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そして山頂近くには「天ノ岩戸」
飛騨一宮水無神社の奥宮だそうです。


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「天の泉」という水場。位山の頂上直下なのに水が湧き出す不思議な水場です。
ご神体山の岩穴から湧き出る水は御神水とも呼ばれ、「飲めば病が治る」等の言い伝えがあるようです。


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位山山頂へ到着!


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巨石群を巡り、ダナ平林道に出ました。


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ダナ平林道は道の駅まで1時間以上歩きますが、下り勾配のうえ、途中で樹木の説明書きなどがあったりして、それほど苦になりませんでした。


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道の駅まで戻ってきました。

何かパワーを貰えたような気がします(^_^)v
ありがとうございますm(_ _)m


2020/9/8~13 雲ノ平~黒部五郎岳周遊


またも北アルプスの最奥地へ。
今回は4泊5日の長い山旅となりました。
富山で前泊したので、それを加えると6日間ですね(^^;)
さすが奥地です。

 1日目:折立~太郎平小屋
 2日目:~薬師沢小屋~雲ノ平山荘
 3日目:~祖父岳巻道~黒部源流碑~三俣山荘~巻道~黒部五郎小舎
 4日目:~黒部五郎岳~北ノ俣岳~太郎平小屋
 5日目:~折立

天候もめまぐるしく変わる山行でしたが、それも含めて山ですからね。
たっぷりと大自然に身を委ねてきました♪


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1日目(9日)
9月の平日、折立の駐車場も拍子抜けするぐらいガラガラでした。

折立から太郎平小屋までは整備されて歩きやすい登山道。
今日は晴天のまま太郎平小屋へ到着。


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2日目(10日)
薬師沢小屋まで下りてきました。
また来年も赤木沢に行きたいな~♪


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雲ノ平へ上がる途中で雨が本降りに…
ただでさえ滑りやすい岩がさらに滑る(~o~)
なんとかアラスカ庭園まで来ました。


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びしょ濡れになりながら雲ノ平山荘へ辿り着きました。
この不安定な天候で泊まっている登山者が少ないかなと思っていましたが、結構宿泊者がいましたね(^^;)
さすが人気の山小屋。


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3日目(11日)
朝食時は濃い霧でしたが、この後に段々と晴れてきました(^O^)
庭園のような雲ノ平の風景に癒やされます。


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地図上で日本庭園となっている所で、雲の中から槍が出現!
やっぱりその尖ったフォルムは格好良いです!


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祖父岳を巻くルートから黒部源流碑へ向かっています。


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三俣山荘で休憩後に雨が降り始めて、黒部五郎小舎に着く頃には、本降りの雨になってしまいました(>_<)
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4日目(12日)
黒部五郎岳をカールルートから登ります。


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分岐にザックをデポして、山頂へ向かいます。


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山頂にはカメラを意識した雷鳥がいました。
鷲羽岳を見つめる素晴らしい立ちポーズ!?


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黒部五郎岳からの眺望は、今回の周遊でのハイライトの一つ。
晴れて良かった~(^_^)v


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薬師岳ど~ん!!


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水晶岳ど~ん!!


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これから歩く長い稜線。
赤木岳と北ノ俣岳を越えていきます。


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イワイチョウの草黄葉が始まっていて、斜面を黄色に染めています。

時折、霧が濃くなったりしましたが、概ね良い天気でしたよ♪


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長い道のりを経て、太郎平小屋が目の前に!(^^)!

とりあえず周遊のリングが完成しましたね。


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5日目(13日)
さあいよいよ最終日。
折立まで下山。
雨は歩き始めは小康状態だったのですが…


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途中から雷雨になり、雷から逃げるように下山。
長い山旅に身体は疲れていますが、ルートを歩ききった充実感が大きいです!

個人ガイドとして活動し始めた頃からご依頼頂いているお客様。
その素晴らしい粘りで、ここまで到達することが出来ました。

お疲れ様でしたm(_ _)m