今回はアルパインクライミング!
「滝谷ドーム中央稜」に2泊3日で行ってきました。
パートナーはマロンおじさん。
去年も計画していたのですが、悪天候により持ち越しとなっていました。
今年は梅雨の時期だったので、どうかなと思っていましたが何とか登れて良かったです♪
6日(1日目)
アカンダナ駐車場で装備をまとめます。
今日は北穂高のテン場までのアプローチ。
バスに乗って上高地へ。
河童橋ですが、まだ観光客は少なく落ち着いています。
徳沢園で休憩。
徳澤園の軒先でアルファ米を食べている人を初めて見ました…
本谷橋。
水量が多いですね(゜o゜)
部分的に土砂の崩落が有ったようです。
本谷橋から涸沢に向かう途中で、先月崩れた大きな崩落地を通りました。
まだ不安定な石も多く有りますので、早々に通り抜けます。
関係者の皆様、素早い復旧作業して頂き本当に頭が下がりますm(__)m
さあ涸沢に到着しました。
この時点で15時だったので、北穂高まで行くのは諦めて涸沢でテントを張ります。
夜は雨が降り続いていました。
まずビールで乾杯。
アルファ米とフリーズドライの夕食を食べて早めに就寝。
7日(2日目)
朝も雨が降っていましたので、壁が濡れているのは確実。
今日は諦め明日に掛けます。
時間に余裕が有るので、涸沢小屋に挨拶へ行きました。
マロンおじさんが昔働いていたので手厚い歓迎を受けました。
夜も誘ってもらえたので涸沢でのテント泊に決定。
少し晴れてきましたが、ここで遊ぶしかありません。
涸沢カール内の大岩でボルダリングを楽しみました!
予定外の停滞とはいえ、この自由な時間は何か贅沢ですね♪
やりきった感満載のマロンおじさん。
まだまだこれからですよ(^O^)
夜は涸沢小屋へ。
社長及びスタッフの皆様と楽しい時間を過ごせました♪
ありがとうございます。
8日(3日目)
朝、3時30分にテン場を出発します。
長~い一日の始まり(^▽^;)
北穂高岳南陵から前穂高岳の北尾根のギザギザがよ~く見えます。
高山植物も綺麗です。
北穂高岳直下の分岐路から涸沢岳方向に進みます。
ここはまだ一般登山道ですよ。
凄いですね…( ゚Д゚)
一般登山道から外れると、いよいよ憧れの滝谷へ。
近代登山黎明期に活躍した山案内人の上條嘉門次が「鳥も通わぬ滝谷」と表現した場所。
まさにその荒々しさは独特の緊張感を漂わせます。
懸垂下降で取付きに下ります。
おおっ、緊張の1ピッチ目。
5ピッチあります。
凄い高度感です(゚д゚)!
マロンおじさんの下は何百メートルもの何も無い空間です。
やりきった感満載の笑顔♪
今回は一部リードをしてもらったので充実した良い顏してます。
最後のピッチでは雨が降り出しましたが、何とか逃げ切れました。
ドームの頭から槍ヶ岳方面が綺麗に望めました。
奥穂高岳とジャンダルムも見えます。
雷鳥も何か背中に哀愁を感じます。
さあ、急いでテントを撤収して帰ります。
17時の最終バスに乗ってアカンダナ駐車場へ戻りました。
帰りはまた雨が降っていました。
もっと技術を磨いて、また滝谷の他のルートも登ってみたいと思いました。
マロンおじさんありがとうございました!