今回はクライミングのトレーニングで小川山へ行きました。
パートナーは関西山岳ガイド協会で同期の藤原マロンおじさん。
はるばる大阪から来てくれました♪
ありがたいです。
当初は錫杖岳の予定でしたが、あいにくの雨予報(>_<)
小川山は曇りだったので行先変更。
雨雲を気にしながらのクライミングとなりました。
トポは「日本マルチピッチ フリークライミングルート図集」を参考にしました。
今度はマロンおじさんもリードしようね(^^)v
しかし、25~27日のツアーがキャンセルになってしまった(>_<) 誰か岩登り行きませんか?
23日
マロンおじさんは我が家に前泊していきました。
朝、天気予報をチェック。
雨の降りにくい岩場を探して、天気回復が早い小川山へ向かいます。
川上村に到着した時はまだ雨が降っていたので、岩根山荘の室内クライミングジム「オンサイト」を利用させて頂きました。
リード壁とボルダー壁があり、規模は小さいながらも十分に楽しめます♪
昼過ぎに雨が上がり、外が明るくなってきました。
「やっぱり岩場に行きたいっす」って事で、マロンおじさんにも「日本のヨセミテ」を体感してもらいます。
やってきました、屋根岩3峰の「レモンルート5P(5.7)」
登攀準備を整えます。
でも、すでにこの時点で15時過ぎ。
遅すぎるスタートになってしまいました。
1P目 5.6
フェースだけど右側に大きなフレークがあります。
フレークをたまに使いつつ、終了点へ。
ガバホールドばかりの易しいピッチですが、初っ端で高度に慣れていないのか、かなり怖い(-_-;)
2P目 5.7
トラバース時の恐怖心が核心のピッチ。
ダイクをフットホールドとして使いつつ、バランス良く手足を送っていきます。
トラバース中に落ちたら、下の岩角に体を強打する恐怖のイメージが浮かぶ…( ゚Д゚)
それを過ぎて、縦のラインに入れば、木登り状態。
3P目
ここはバリエーションとして弓状クラック(5.9)に行きたかったのですが、諸事情により断念。
今度は必ず登ります!
4、5P目 Ⅳ、5.7
最終ピッチはプロテクションが決めやすくて気持ち良く登れました♪
3峰のピークに立ちました。
クライミングでピークに立つ事は、短い距離と短い時間ですが、凝縮されている分、感動が大きいです!
廻り目平のキャンプ場でテント泊です。
クライミングする人だけでなく、キャンプを楽しんでいる人達もいました。
24日
今日は朝から晴れています♪
足取りも超軽やかに屋根岩へ(ウソ)
アミノバイタルを飲むも回復しきらない40代の身体にムチを打って歩きました。
今日は屋根岩2峰の「セレクション」!
大人気ルートです。
クラックもあるので、マロンおじさんにテーピングを巻いてもらいました。
ただ、ジャミングがうまく決まらず手の甲の脱毛になっただけのようだ。
1P目 5.7
これで5.7か!?と思ったが、2手ぐらいジャミングが決まればガバが取れるので何とかクリア。
ここを登っている時に、後続パーティーが来たが、他ルートへ行ってしまった。
2P目 5.8
ダイヤモンドスラブ
傾斜はまずまず有ります。
プロテクション間隔が遠いです。
でもフリクションは効くし、岩の凹みが大きいので、スラブが苦手な僕でも登れました(;´・ω・)
3P目 Ⅳ
チムニー
横からの見た目ほどは難しくないです。
チョックストーンを上手く使えれば大丈夫!
6P目 Ⅲ
最初は「セレクション」オリジナルルートのスラブ面のトラバース5.7に取付いたのですが、少し進んだところで雨が降ってきました。
突っ切りたい気持ちでしたが、ぐっと堪えて戻りました(>_<)
という訳で6ピッチ目はⅢ級のラインでピークへ
2峰ピークからは昨日登った3峰「レモン」ルートは良く見えます。
取付いているパーティーは、さっき2峰の取付きに来た人かな?
見ている時にトップが墜落しました。
3~4m程落下しましたが、身体へのダメージは無いようです。
小雨も降っているので、2峰のピークで写真撮影した後、早々に下ります。
ピーク付近に張ってあるワイヤーが下降路に導いてくれました。
キャンプ場に戻り、テントを撤収して帰路につきます。
小淵沢の「延命の湯」で入浴して、18時ぐらいに名古屋駅に到着。
マロンおじさんは近鉄で帰ります。
そういえばナナーズにパタゴニアのクライミングショップがオープンしていました。
昨日の夜の写真ですが、やっぱりパタゴニアはおしゃれですね。
オープンセールをやっていて、かなりお値打ちな商品も有りましたよ♪
福岡さん。前日合わせ3日、お世話になりありがとうございました!またよろしくお願いします。マロンおじさん。
こちらこそ、大変お世話になりました!
また次回も宜しくお願い致します< (_ _)>