鳥取の大山へガイド仲間との研修に行ってきました。
S先生の指導の元、有意義な研修となりました。
僕たちがお客様から頂いているガイド料は高いと思われるかもしれませんが、かなりのパーセンテージでこういった研修やトレーニング、新たな登山道具に費やしています。
こうした活動をお見せする事で、少しでも知って頂ければ幸いです。
27日に大山の「やまびこ荘」さんに入り、28日に「大山北壁 弥山尾根」登攀。
S先生に北壁(きたかべ)の概念を教えてもらってます。
北壁 弥山尾根の取付きへ向けてのアプローチ。
今年は記録的に雪が少なく、直前にも降っていないので、スムーズに移動出来ました。
頼りない灌木で、いかにプロテクションを強固にするか。
すごく細かいノウハウは、経験のある人に教えてもらうのが手っ取り早い。
この大山は特に雪の状態が毎日変わるので、雪質を見極めて行動をリスクマネジメントする事がかなり重要。
中央あたりに見えている黒い尾根が「幻のカンテ」ルート。
凄い迫力!
トップアウト!
とても勉強になりました。
S先生の著書「アルパインクライミング教本」が3/18に発売されます。
アルパインクライミングやバリエーションルート登攀に興味がある方は、とても分かりやすく親切な技術書なので是非購入してください。
S先生がバレてしまいましたね(笑)