マロンおじさんと山岳トレーニング。
5日間あるので最低2本ぐらいアルパインルートを登りたかったのですが、成果としては「錫杖岳3ルンゼ」のみ。
寂しい結果ですが、無事に下山できて良かった。
また頑張ります!
まずは2年連続で登れていない「錫杖岳3ルンゼ」に向かいます。
ところが…
僕がクリヤ谷の徒渉を失敗するというミスを犯しました。
凍った岩で足を滑らせ、重いザックに身体が振られ、頭から川に落ちてしまいました。
全身ずぶ濡れ(ToT)
着替えも持ってきていないので、車に戻ってビジネスホテルに泊まりました。
「あ~、やっちまった~(゚Д゚)」
怪我は無かったのですが、心の怪我は重傷です…
そして次の日に日帰り行程に変更して、また錫杖岳へ。
暗闇の中での徒渉となりますが、今日は学習してこの部分のみチェーンアイゼンを装着しました。
でも荷物が軽かったら、落ちなかったかな!?
無事、徒渉リベンジ!
クリヤの岩舎。
ここまでもトレースがあったし、ここから3ルンゼ取付きまでもありそう。
積雪が少なくアプローチ時間を短縮できるので、かなり助かります。
って喜んではダメなのかもしれないですが、ルート完登には有利な状況。
見えたぜ!
錫杖岳前衛壁。
ほぼ雪無し状態に見えますが…
登り始めました。
途中、岩のトンネルをくぐり抜け。
ここはA0で。
僕たちでは、とてもフリーは無理!
アブミを持ってこれば良かった(~_~;)
スリングA0で何とか抜ける!
やった!!
前衛壁3ルンゼルート完登!
最上部では天気が良ければ、穂高連峰が綺麗に見えるはずですが、今回は雲に覆われていました。
下りは同ルート下降。
怪しげな支点を頼りに懸垂下降を4ピッチ(~_~;)
リベンジ完了!
前衛壁3ルンゼ
冬の錫杖岳の入門ルートと言われていますが、僕達には目一杯のルートでした。
3ルンゼで結構出し切った感があり、次の日はレストしました。
二人とも一日の大半を松本市のスターバックスでデスクワーク。
その後、J&Nに宿泊して翌日は甲斐駒ヶ岳の麓へ。
尾白川渓谷へアイスクライミングの予定でしたが、平田ルンゼや岩間ルンゼは全く凍っておらず、甲斐駒ヶ岳の勇姿を見て転戦しました。
行きついた先はやはり八ヶ岳。
美濃戸口の河原奥の氷瀑。
氷瀑と呼ぶのが憚られるぐらい氷は少なかったですが、一応登れました。
八ヶ岳山荘の仮眠室に泊り、翌日は南沢大滝。
今季一番の寒気がやってきて寒い(◎_◎;)
登っていると指先の感覚がすぐに無くなってきます。
僕達以外では若者のグループが1組のみ。
そのグループは1本ずつ登り早々に引き上げました。
帰り際に「おっさんなのに頑張りますね~」と言われました(ウソです)
帰り際に南沢小滝もチラ見してきました。
5日間の長いトレーニングも無事終わりました。
マロンおじさん、お付き合いありがとうございました。
もっとトレーニングの時間を作って、もっと強くなりたい!