今年も行ってきました!
宮崎の比叡山。
昨年、初めて訪れて比叡山の魅力に触れ、宮崎比叡山でのクライミングは、年間の恒例行事の一つになりそうです。
素晴らしいマルチルートの数々♪
やっぱり楽しかった(^_^)v
1日目(6日)
雨の降る名古屋を抜けだします。
セントレアから熊本空港へ。
熊本空港でマロンおじさんと合流します。
レンタカーは「エクリプスクロス」。
色々な車に乗れて、それも楽しい♪
今回は熊本から宮崎へ移動。
阿蘇山の眺めが良い場所を通っていきます(*´▽`*)
途中で、天孫降臨の地として有名な「高千穂」に立ち寄り、高千穂神社近くのお好み焼き屋で昼食。
今回もベースとして、宮崎県延岡市の「菅原(すげばる)公民館」を利用させて頂きました。
岩場まで車で5~10分程なので本当に助かります。
今日は移動日で初日ですが、少し岩を触っておきたい。
ニードルと呼ばれる岩頭にある岩場で少しだけ登りました。
2日目(7日)
去年、途中敗退した「ニードル左岩稜」を登ります。
1ピッチ目は「Wフレーク」ラインを選択。
粘りましたが、Wフレークは登れずにオリジナルラインから登りました
徐々にニードルの先端が近づきます。
高度感はものすごいです(゚д゚)!
ニードルの先端!!
まだルートとしては続きます。
一旦、鞍部に懸垂下降して、比叡山1峰Aピークに向けて登ります。
マロンおじさんの後ろに、先程までいたニードルの先端が見えます。
ルート終了後は懸垂下降で戻ります。
日が落ち始めると暗くなるのは早いですね。
最終の懸垂ピッチでは暗くなっていました。
何とか登れましたが、実力に見合っていないルートでしたね(T_T)
夕食は日之影町にある定食屋さんの「くりの木」。
この店のオススメの唐揚げ丼が美味しかったです♪
3日目(8日)
今日は、南壁のマルチピッチルートの「TAカンテ」を登りました。
これから仕事をする男の背中になっていますが、ちょっと昨日の疲れが滲み出るのは隠せません。
南壁はスッキリしています。
ルート後半はリッジ状。
このルートはピッチ最高グレードが「Ⅳ級+」なので僕達のレベルでも楽しめます♪
下部に登ってる人がいないので、懸垂下降で戻ります。
4ピッチの懸垂下降で取付きへ。
楽しいルートでした♪
日之影温泉に入り、食堂で本日のサービスメニューの「豚キムチ丼の大盛り」。
確か600円台でした!(^^)!
4日目(9日)
マロンおじさんの足先に謎の腫れがあり、午前中は高千穂町の病院へ行きました。
結局、よくわからなかったのですが、マロンおじさんは大事を取ってお休みです。
ショートルートのビレイだけしてもらいました。
比叡山2峰の下部岩壁。
ここにはショートルートが有ります。
あまり登られてなさそうで、ホールドを掃除しながら登りました。
こんな所もあります。
道路からすぐにルート。
絶対に落ちられないです(汗)
公民館での生活。
広い館内で宿泊が重なる場合もあるようですが、今回は僕達2人だけでした。
テレビでやってた痩せる体操を真似しています。
寝具は持ち込みになります。
マロンおじさんはシュラフを忘れ、ツェルトを掛け布団代わりにしています。
5日目(10日)
最終日となりました。
朝食はいつもこんな感じですが、今日はハムの枚数がいつもより多いです。
栄養さえ取れていれば、食にあまりこだわらないタイプなので、僕はこれで十分です。
「栄養も取れていないだろ!」「食器に移せよ!」と色々と突込みが入りそうですが…
昼頃には公民館を出ないといけないので、Wフレークのムーブを探るだけにしました。
比叡山1峰の全景です。
一番左端にちょこんと飛び出ている所が「ニードル」です。
隣の「矢筈岳」。
こちらも素晴らしい岩峰です。
僕達が昨日登った南壁のTAカンテルートを登っているパーティがいました。
肉眼ではかろうじて見えましたが、写真では全く分かりませんね(^-^;
珍しく2人で記念撮影。
登れないクライマーですが、それを許容して楽しむ事が出来る比叡山の素晴らしさ。
こうやって公民館をクライマーに開放してくれる地元の方達の理解。
そしてルート開拓をしてくれた地元クライマー達への感謝。
離れる間際になると、色々な思いが頭を巡り、感慨深くなります。
さよならくまモン。
マロンおじさんは一足先に伊丹空港へ帰っていきました。
マロンおじさんありがとうございました。
僕はセントレアに戻り、今回のクライミングトリップは終了です。
純粋にただ楽しくて、クライミングと出会って本当に良かったと思います。